このページでは「ペット火葬の訪問火葬と霊園火葬の違いについて」をご紹介しています。
大切なペットが亡くなったとき、ペット火葬を頼む人が増えています。しかしペット火葬には訪問火葬と霊園火葬とあり、違いがよく分からずどちらにしたらよいのか迷う方も多いでしょう。
この記事では、訪問火葬や霊園火葬の特徴や選ぶときの注意点を解説しています。ぜひペット火葬を選ぶときの参考にしてください。
コンテンツ 目次
ペット火葬の訪問火葬と霊園火葬の違い
訪問火葬と霊園火葬では、どのような特徴や違いがあるのでしょうか。ここでは内容の違いと料金の違いについて、詳しく解説します。
訪問火葬の内容
訪問火葬は火葬炉を搭載した車でご自宅へうかがい、その場でペットのご遺体を火葬してくれます。
住宅が密集している地域などでは、ご近所に配慮して火葬しても迷惑にならない場所まで移動して行ってもらえるでしょう。
また火葬する場所はある程度選べるので、犬の場合はお散歩コース内で火葬してもらえれば思い出深いお別れができるかもしれません。
所要時間は各ペット火葬業者のプランやペットのご遺体の大きさなどで、30分〜2時間程度の差があります。忙しい方やご家族の中で身体が不自由な方がいて移動が困難でペットの最期を家族みんなで見送りたい、とお考えの方に向いている火葬方法です。
霊園火葬の内容
霊園火葬ではペットのご遺体を霊園に持参する、またはご自宅までご遺体を引き取りにきてくれ火葬場で火葬してくれます。
ペット霊園によっては火葬のときに通夜や僧侶による読経してくれるところがありますし、火葬後に納骨すればお彼岸の法要や月例法要してくれるなど、人が亡くなったときと同じような葬儀や供養してもらえるのが霊園火葬の特徴です。
またご遺骨を持ち帰りご自宅での供養もできるので、ペット供養の選択肢が広がります。
料金の違い
火葬料金も気になるところではないでしょうか。
例えば、5kg前後のペットのご遺体を個別立会葬する場合、目安として以下の料金になります。
・訪問火葬:20,000〜25,000円
・霊園火葬:27,000〜36,000円
さらに霊園火葬では行う内容によっては100,000円以上の料金になるところもあり、料金の幅が広いので内容と金額を見極めましょう。
また訪問火葬も霊園火葬も、ご自宅で供養しやすいようにペットのご遺骨を粉骨にしてくれたり位牌を作成してくれたりといったことをしているところもあります。その場合は火葬料金に含まれているのか、別途料金がかかるのか確認することも重要です。
訪問火葬と霊園火葬とともに、利用を考える際には事前に見積もりをもらいましょう。
ペット火葬の種類
訪問火葬でも霊園火葬でも、葬儀の種類には合同葬・個別一任葬・個別立会葬の3つがあります。
おおまかに次のような違いがあります。
・合同葬:他のお宅のペットのご遺体と一緒に火葬され、ご遺骨の返却は不可
・個別一任葬:作業をペット火葬業者に全て任せ、ご遺体は一体ずつ火葬してもらえる
・個別立会葬:ご遺体を一体ずつ火葬し、ご遺骨をご自身(ご家族)で収骨できる
個別一任葬も個別立会葬も、ご遺骨の返却が可能です。
それぞれについて、さらに詳しく解説します。
合同葬
合同葬は主に霊園火葬で行われますが、訪問火葬でも受付けているところがありますので調べてみるとよいでしょう。火葬されたご遺骨はペット霊園の合同供養塔などに納骨され、定期的に供養してくれます。
火葬料は他のペットと一緒に火葬するため15,000〜20,000円ほどで、個別一任葬や個別立会葬より料金を抑えられることが特徴です。
「お骨があると思い出して辛くなる」という方や「ひとりではなく多くのペットと一緒だから淋しくないだろう」「お友達の〇〇ちゃんもここにいるから」と考える方などに選ばれている火葬方法です。
個別一任葬
個別一任葬の場合は訪問火葬でも霊園火葬でも、ペット火葬業者によってそれほど内容の差はありません。
流れは、次のようになります。
①ペットのご遺体をペット火葬業者に預ける
②火葬終了後、ペット火葬業者が収骨
③ご遺骨の返却(霊園火葬で頼んだ場合、納骨の選択も可能)
個別立会葬【訪問火葬の場合】
各訪問火葬業者によって内容の差が多少あり、火葬前にお別れのセレモニーをしてくれるところもあります。
訪問火葬の個別立会葬の一般的な流れは、以下の通りです。
①ペットのご遺体を火葬業者に預ける
②火葬終了後、ご自身(ご家族)で収骨
③ご遺骨と一緒に帰宅
個別立会葬【霊園火葬の場合】
霊園火葬での個別立会葬の場合は、次の流れが一般的です。
①ご遺体とともに火葬場に向かう
②火葬され、その間は待合室などで待機
③火葬終了後、ご自身(ご家族)で収骨
➃ご遺骨と一緒に帰宅、または納骨
特に霊園火葬での個別立会葬の内容は、ペット火葬業者によって大きく異なります。前にも述べたように人の葬儀に近いことをしてくれるペット霊園もありますので、あなたの希望と葬儀の内容を十分に比べてから決めるとよいでしょう。
ペット火葬を頼むときの注意点
気持ちよく大切なペットとのお別れをしたいものですよね。そこで訪問火葬、霊園火葬それぞれでどんなことに注意して決めたらよいのか解説します。
訪問火葬での注意点
訪問火葬はご近所トラブルとなりやすいため、以下の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。
・最新の火葬炉を搭載しているか
・火葬する場所について
・火葬車とわからない見た目か
安全性の低い火葬車や古い火葬炉を使用している場合、火葬しているときに煙や臭いが出て苦情となりやすいため最新の火葬炉を搭載しているかは重要です。
どのような火葬炉を搭載しているかを判断するひとつの目安として、小動物の火葬を受け入れているかがポイントになります。古いタイプの火葬炉ではハムスターやインコなど小さなご遺体は、キレイなご遺骨にすることが難しいためです。
また近所でご遺体を火葬することに抵抗感を持つ方もいます。見た目が火葬車とわからないなど配慮されているかどうかもポイントでしょう。火葬する場所については、予めペット火葬業者とよく話し合って決めておくことでトラブルも回避できます。
問い合わせのときに不安に思うことは率直に相談し、丁寧に説明してくれる火葬業者を選びましょう。
霊園火葬での注意点
ペット霊園を選ぶときの注意点は、次の3点です。
・施設内はしっかり整備されているか
・ペットのご遺体を飼い主さんが運べない場合、ご遺体のお迎え、ご遺骨のお届けは可能か(料金が別途発生するかも確認すること)
・納骨して定期的にお参りに行きたい場合、通える場所にあるのか
霊園火葬を希望する場合はホームページに記載されていることを鵜呑みにしないで、実際に霊園まで赴き確認することをおすすめします。
たいてい開園時間内なら自由に見学ができますが、お彼岸など忙しい時期がありますので事前に連絡してから見学に向かう方がよいでしょう。見学を断るペット霊園なら利用を控えた方が無難です。
また見学に行けばお参りに来ている利用者と運よくお話ができて、生の情報を集められるかもしれません。
ペットの葬儀内容に疑問や不安があれば遠慮なくスタッフに聞き、施設の様子やスタッフの対応を見て納得できるペット霊園を選びましょう。
まとめ
ペット火葬は業者によって内容に幅があり、戸惑いますよね。重要なのは、あなたがペットとどのような形でお別れし、どのようにして供養したいかです。
一度きりしかないペットとのお別れで後悔することがないように、前もってじっくり考えておきましょう。